メリディアンスクールオヴイングリッシュは、ポーツマスの中心部にある歴史的なビルの中にある老舗の小規模校で、少人数制授業が最大の特徴でした。
※ 残念ながら、この学校はコロナウィルスの影響により、実質閉校となり、ジュニア向けオンラインコース専門となりました。
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この旧市庁舎ビルの3階が学校 |
荘厳なビルのレセプション |
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明るくかわいらしい教室 | カジュアルなレクリエーションエリア |
1979年創立で、ここポーツマスの他、南西部のプリマスにも姉妹校を持つ、老舗の小規模校です。クラス最高人数8名という少人数制が最大の売りで、全体の規模も、夏の繁忙期で最大100名、普段は50名以下、教室数11という小規模でアットホームな学校です。校舎はポーツマスの実質メイン・ステーションである、サウスシー駅のすぐ横にある、旧市庁舎の3階で、恐らくイギリスの全語学学校の中でも最も歴史的価値の高い建物で授業をやっている学校だろうということです。午前中は一般英語のみで、午後まで授業を取れば多彩な試験対策の選択科目が用意されています。滞在はホームステイか学生寮で、比較的大きな都市にもかかわらず、ほとんどが徒歩圏内ということです。小規模ながらアクティビティーも定期的に行われています。また、毎週のアンケートやレベルチェック、必要に応じた個別面談なども実施されています。ここ数年、日本人は非常に少なく、一人いるかいないかということが多いそうです。ポーツマスはもと軍港で、今も貿易港として栄えた、南部有数の都市で、学園都市でもあります。学校は市街地に隣接していますが、住宅地が近い都市構造のため、徒歩圏内の滞在先が容易に確保できるのは良さの一つでしょう。
駅のホームからも見える旧市庁舎(ギルドホール)。まずは、本当にこの中に学校があるのだろうかと不安に思う人も少なくないと思いますが、入っていけば、ビルの受付があり、きちんと学校の案内もしてくれます。その3階全部が学校です。最初はあまりに荘厳なビルに緊張しそうですが、学校は逆に家族的でアットホーム、内部の教室や事務室などの内装はごく普通で、宮殿のような部屋が教室になっているわけではありません。そんな外観とのギャップが面白い学校だなと感じました。しかしこの学校の最大の売りは、クラス最高8名の少人数制でしょう。午後は選択科目が多いため、さらに少なく、一人になることもあるそうで、それでもきちんと授業をやってくれるそうです。地味な老舗校ゆえ、ベテランのスタッフが多い安心感がある他方で、最新設備やテクノロジーの導入は進んでいる方とは思えませんでしたが、少人数ならではの良さを活かし、一人一人の学生と先生やスタッフとの人間同士の接触を重視している、そんな印象を受けました。日本人の少ない環境かつ発言チャンスの多い少人数なので、日本人の弱点である会話力をつけるには最適の環境と言えるでしょう。
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